Story
あらすじ
Xアベニューという通りにあるカフェ&バー、「バレンタイン・ブルー」。音楽好きの主人の趣味なのか、店内にはギターやレコードジャケットが飾られている。カフェには様々な客が訪れる。体育会系のダンス部の高校生、アイドルミュージシャン、地元を活性化したいと思っている若者たち。そして夜は夜でまた怪しい地元のメンバーたちが集まって来る。新しいバーテンが入店したことで物語は大きく動き始める。騒動に振り回される人たち。Xアベニューに吹くさまざまな風たちは素敵なメロディとともに今日も店に訪れます。
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コメント
街を歩いていると、ついつい気になって迷い込んでしまう裏通りがあります。別にオシャレな店が並んでいるわけじゃないのに、惹かれてしまうのは何故なんでしょう。たぶんそこには「人の足跡」のようなものが残っているからなのだと思います。泣いたり笑ったり、愛し合ったり傷つけ合ったり・・一生懸命生きてきた足跡を見つけられるような気がするのです。そんな名前のない裏通りを、私はXアベニューと呼んでいます。
作・演出 堤 泰之