針が飛ぶレコード盤のように
ボクの心は傷だらけだった
STORY
あらすじ
店に若い男が訪ねて来るところから物語は始まる。彼の名は秋島光弘(和田雅成)。1ヶ月半前に他界した店のオーナー、秋島徹の息子である。光弘と徹は十年以上別々に暮らしており、音信不通状態で、徹がロック喫茶を経営していたことを光弘は知らなかった。徹の四十九日を終え、光弘は店を処分するために訪れていたのだ。
店の従業員だった峯喜久男(瀬尾タクヤ)が光弘に店内を案内していると、そこへ常連だった文房具屋の西久保稔(津村知与史)、徹の古くからの友人・戸波洋次郎(朝倉伸二)、そしてライブによく出演していたミュージシャンの村川慎也(宮下貴浩)も現れ、皆一癖も二癖もありそうな胡散臭い奴ばかりが集まってくる。彼らと接していくうちに、光弘は父の知られざる一面を知る事となる。彼らも父も、皆、社会に息苦しさを感じ、心に傷を持っていた。
光弘は、壁に飾ってあったレコードをターンテーブルに置いてみる。ハリを落とす。しかし途中で音がおかしくなってしまう。レコードについた傷でハリが飛ぶのだ。傷だらけのレコードが集まった店、それが「ハリトビ」。
作詞・作曲 TETSU 歌 シンヤムラカワ
©作詞:堤泰之/作曲:伊真吾
どしゃぶりの夜 ネオン消えた街
ずぶぬれのまま さまよってた
窓を叩く風 花も枯れた部屋
ドアに鍵をかけ 立てこもってた
笑ったフリしても 大人のマネしても
心は傷だらけ 針が飛ぶレコードのようさ
Oh Baby もっと一緒に飲もうぜ
Come on Baby もっと一緒に騒ごうぜ
愛のようなものを 抱いたまま眠れば
きっと夢の中で 虹が見えるから
Oh Baby もっと一緒に歌おうぜ
Come on Baby もっと一緒に踊ろうぜ
愛のようなものを 抱いたまま眠れば
雨上がりの夜空で 星になれるから
再生
一時停止
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