STORY
あらすじ
時は現代。劇場のバックステージ。舞台の初日を3日後に控え、今日から劇場入りをしたスタッフたち。1日目、搬入・仕込日。2日目、役者も入っての場当たり舞台稽古。3日目、ゲネプロを経て本番初日。
『バクステ!3rd
stage.』という作品はこの3日間のスタッフルームでの出来事を描いています。普段見ることのできない生々しいスタッフたちの言動。大ゲンカや大笑いの中に起きる演劇人ならではのアルアル。さほどヒットしているとは思えない舞台作品に携わるスタッフたちの生きざまが徐々に見え始め、ある出来事をきっかけにこのスタッフたちは一丸となるのか?人間の心の中にあるプライドやくだらなさがぶつかり合う姿にどうしても笑ってしまい、心が締め付けられたりもします。文字通り明日が明るい日になりますように。
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コメント
今回これだけの役者が14名集まりました。裏方であるスタッフ役が12名、表方である役者役が2名。どうなることやらワクワクします。堤さんのオリジナル作品。つまり、役柄に見本がありません。各役者の持ってきたもん勝ちです。今から稽古場でのバトルロイヤルに期待が膨らみまくります。堤さんの日常を描くオリジナル脚本は演じる役者によって作品が大きく様変わりします。今回の14キャストは曲者だらけです。普段の演劇スタッフたちも負けず劣らず変態だらけです。曲者が演じる変態をぜひ観にいらしてください。日常感あふれる、人の心根をお伝えできればと思っています。
脚色・演出 南鳩史之